20代の海外就職論!

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【連載】第二新卒で海外での仕事を探す転職活動③将来のビジョンを描く

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連載としてご紹介している「第二新卒の海外就職」ですが、第三回となる今回は「将来のビジョンを描く」と題して現地で働いてからその後のことを考える段階のお話をしていきたいと思います。

 海外就職を成功させるということは、海外に到着して勤務を開始しただけでは全くもって、0%でしかありません。スタート地点に立っただけですので、長い人生の中で海外で自分がどのように成長して将来に結びつけていくかということを、すぐに考え始めることになります。実際最初の数ヶ月は恐らく、自分が選んだ海外就職・転職・移住という道の結果を楽しんだり、単純に長い海外旅行のようにその生活を満喫することもできますし、逆に異なる文化の中で苦労したり、お金の工面に困ったりと一瞬で時間が過ぎていくことと思います。そんな中では将来のことをじっくりと考えることはできないので、流されるように半年程度は過ぎてしまうかもしれません。

問題はその後、仕事にもある程度慣れてきて日本から離れて時間も経ち、今後一生この国でこの仕事をしていくわけではないだろうなと考えるタイミングが誰にもやってきます。将来のビジョンを描くにはピッタリの時です。今後の自分の身の振り方を考えるというのは、切迫した状況に置かれるか、もしくは生活が安定しすぎている時のどちらかではないかと思います。海外で働くと度々そういった場面に置かれることになるので、それだけでも大きな成長に繋がったりするのです。

 

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しかしまた、機会というのは訪れるだけではダメで、それを生かしていかなければ全く意味を成しません。海外で働きながら将来のビジョンをしっかりと自分の中で固めて日本に帰ったり、第三国へ更にチャレンジする方と、なんとなくの焦燥感で日本にとりあえず帰ったはいいものの、結局日本で何がしたいでもなく迷ってしまう方に分かれているようです。

できればこのブログを読んでくださっている方には前者になって頂きたい!そんな想いで今回は連載の第三回をまとめていきたいと思います。

 

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将来のビジョンを海外で描くためには、「ここでは何が学べるか」を明確にすべき

せっかく日本を離れて海外に出てきたわけですから、人とは違う経験を全て吸収する気概がないともったいない。海外に出たいという気持ちがあって実際に出てきたのに、なんとなく過ごすだけでは逆に日本にたくさんいるビジネスマンに先を越されていくだけなのです。海外で働くと周りと切磋琢磨する日本の仕事環境から、孤独に自分を高める環境に変わります。つまりは「この場所にはどんなリソースがあるのか」ということを自分の中で明確にして、一つ一つ継続して自分の力で達成してくことが必要になります。

なんとなく「英語が学べそう」「海外での経験が積める」「それが将来に生きてくる」という想像は想像でしかなく、海外での経験がどれだけ社会で評価されるかと言えば期待したほどではないことも多いものです。単純に人と違うことがアドバンテージになるほど簡単なものではなりません。筆者は具体的に、「この国で、この仕事場で何が学べるか」を明確にする方法は2つあると考えています。

1つ目として、海外就職・転職活動を行っていく中で自分がやりたいことや働きたい国はある程度絞られているわけですから、それらの国や職種で何が得られるかはある程度想像できるはずです。

例えば筆者のように「フィリピン」で「旅行業」となれば、「英語スキル」「タガログ語スキル」「英語を使ったビジネス経験」「旅行業の知識」「フィリピンの文化・宗教・政治・経済」「日本との違い」などについて学ぶことができそうだ、ということは事前にわかります。これが考えられていない状態で就職をしてなんとなく海外に来ても、ほぼ自動的に学ぶことになるので究極なことを言えば学ぶことについて問題はありませんが、次の展開が考えられていない海外就職・転職であると言われても仕方がありません。周りの人たちからも「何故海外で働くの?」と聞かれる事になります。その時に確固たる答えがなければ、その先もあまり明るいものではなくなってしまうでしょう。行き当たりばったりでそんなに海外では上手く行きません。事前の情報収集と計算、得たいものリストが埋まっていて初めて海外でのビジネス経験は価値が生まれると思います。

2つ目は勤務する国が決まって実際に働き始めて、その段階で初めて自分が知った「学べること」です。想像しているよりも遥かにたくさんのことを海外生活では学ぶことができますが、特に現地で出会った新しい機会に興味を持ち、時間を割くようになることがあると思います。例えば筆者が想像していなかったフィリピンで働く学びは、フィリピン人の同僚と自分のビジネスに対する姿勢の違いと、それがどちらも正しいとは言えないということです。もちろんその土地の人たちのビジネスの取り組み方が最もその国に適している可能性が高いのですが、効率や要領、マネージメント、知識などに関しては外国人と働くと学ぶことがたくさんあると良く言われます。それは外国人である筆者からしても同じこと。現地特有のビジネスの癖を掴みながら、自分の知識も還元していくことが大切で、海外で働く外国人に求められていることを学ばせてもらっています。

 

海外で働いて将来のビジョンを描くためには、上2つの方法で「この国で、この仕事場で何が学べるか」をしっかりと自分の中で1つの物体のように認識できるようになる必要があると思います。そこで初めて、その学びが次に何に生きるのかを考えることができるでしょう。単に英語が話せて海外で数年働いただけでは「貴重な人材」ではなく、「変わった人」にしかなることができません。得られるることを洗い出し、それを得ていくプロセスの中で、「今後こうった将来を自分は歩いて行こう」といったイメージが生まれてきます。それが、冒頭に書いたようにすぐやって来るのです。

日本から海外に出るということは文字通り「チャレンジ」です。チャレンジにはリスクが伴いますが、全部がリスクで運任せでは博打です。可能な限り自分が学んでいく導線を自分の力で導いて、素晴らしい経験を自分の言葉で語れるようになって下さい!

 

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【今日の本棚】

「キャリア形成」「切磋琢磨」

 

キャリアの探索と形成 ―キャリアデザインの心理学―

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切磋琢磨するアメリカの科学者たち―米国アカデミアと競争的資金の申請・審査の全貌

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