20代の海外就職論!

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20代の海外就職では私生活が犠牲になることを知っておこう

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海外で働くことに挑戦するということは20代のみならず、30代以上の方にとっても大きな転機となります。そして日本から離れることがどれだけ大きなリスクになるかということを知っておくべきだと考えています。具体的にどういったことが起こるのか、実際に海外で働く周りの人たちからの体験談も含めてまとめてみます。

 海外での生活は日本のそれと異なって非常に刺激的です。楽しいこともたくさんありますし、現地での新しい出会いや人間関係、異なる文化や食なども海外旅行とは違ってじっくり楽しめます。特に20代で感受性が豊かな人ほど現地での生活を楽しむことができるでしょう。ヨーロッパの洗練された町並み、アメリカの雑踏、ブラジルの底抜けの明るさ、オーストラリアの雄大な自然・・・どんな国や地域に訪れて生活を始めたとしても、その思い出は自分の中に残っていきます。

しかしながら、私たちは日本人として多くの場合日本で生まれ、生活してきました。それが一度海外に長い間出ることによって弊害も生まれてきます。以前筆者は20代の海外就職について3つづつメリットとデメリットをまとめておりますのでこちらも合わせてご覧ください。

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以前3つのデメリットの記事でまとめた項目は「海外に出てくることによる大まかな弊害」という面でしたが、今回はこれを私生活に絞ってご紹介します。体験談を元にした話ですので実際に起こり得ることであると思います。

私生活が犠牲になる① 家族との時間はほぼ無くなる

海外に一度移住すると簡単に、頻繁に日本に帰ることは難しくなります。これは金銭面、時間の面だけではなく、労働ビザ更新中は国外に出られなかったりするなど、外部の影響を受けることも含めて考えられることです。こういった中で自分の家族やペットなどとの時間は全くと言っていいほど作れなくなります。

確かに今はLINEやSkype、以前ご紹介した以下のサービスなど、インターネット環境さえあれば気軽にテレビ電話を楽しむことができるようになっています。

しかしながら、やはり生身の人間同士の関わりはSNSやインターネットを介してのものでは限界があります。日本でわかっていたこのことが、海外に出ると如実に自分の問題として突きつけられるのです。また冠婚葬祭など家族にとって大切な時間についても、簡単には共にできなくなります。特に「」に関してはかなり大切なことになりますが、20代の場合祖父・祖母の年齢を考えると現実的にお葬式に出ることができなかったり、最後を看取れなかったりすることはあります。こういったことを考えながら、何が自分にとって一番大切なのかを整理した上で海外就職・転職・移住に動き出すことをおすすめします。

私生活が犠牲になる② 仕事と生活で精一杯、人との関わりが薄れがち

海外に出ると「羨ましい」という声をかけられることがありますが、海外で生活している人たちにとっては「日本のほうがよっぽど羨ましい」と思ってしまうことがあります。日本はとても整備されていて、文化的にも安定した国の1つです。海外に移住して働くことを選択して初めて日本の価値に気づき、俯瞰して自分の国を見ることができるようになる、ということはよく聞かれる話です。

その中でも特に大変なのは、第二新卒の海外就職・転職の記事でも少しご紹介したのですが、自分自身を維持することに精一杯になってしまい、海外で働いていることや住んでいることを楽しめないケースや、目下の問題解決に走り回って毎日が過ぎていってしまう状況が起こります。

こういった中で上は記のようなインターネットのサービスが存在していても、時間が確保できない以上はそれを使って人間関係を維持することは難しくなります。日本にいる友人たちは海外に出た人のことを遠くに感じます。物理的には遠いのですが、海外に出た側の人からしてみれば人間関係にピリオドを打ち決別して日本を去ったわけではありませんから、そういった意識は薄いのです。海外に出ると何かと自分の存在は特殊で、誤解されがちです。その中で仕事と生活に精一杯になって連絡が取り合えなくなると、どんどんとこれまでの人間関係は消滅していきます。

実際、海外に出る人の中にはそこに問題意識を持っていない方もいます。日本でのコネクションが必要ないという場合には、人間関係が薄れていっても問題はないかもしれません。ただ、ビジネスの繋がりが不要でも地元の友人など、ごく私的な人たちから忘れ去られていくことは覚悟して海外に出たほうがよいでしょう。

 

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私生活が犠牲になる③ 恋人など頻繁に連絡を取っていた人たちから誤解を受ける

あなたが日本で頻繁に連絡を取り合っている人と言えば、家族がまず挙がると思います。また会社の上司や同僚との仕事上のやり取りも該当すると思います。私生活で考えてみると、恋人との連絡は一般の他の人と比べると頻繁になっているはずで、そのような人たちの中には電話やメールをかなりの頻度で行っている人もいると思います。

家族もそうなのですが、こういった私的に大切な人たちとの連絡の頻度が日本で高ければ高いほど、海外に出ることで変化が大きくなります。仮に毎日会っていた人と年に1回程度しか会えなくなったり、時差の関係で思ったように連絡が取れないこともあるでしょう。プレゼントや誕生日のお祝いにも限界があります。そして、海外にいる側の人はどうしても疑われがちです。

連絡の頻度が落ちることによって今までと状況が異なっていく中で、「今まで連絡を取り合っていたり、実際に会っていた時間は何に使われているのか」という疑問を持たれることは不思議ではありません。実際には時差の関係で日本の夕方から仕事が始まる人もいるわけですし、祝日が異なったりもします。海外にいる人が日本にいる人にどれだけ丁寧に正確な情報を伝えられるかということが1つのポイントになります。テレパシーなど存在しないのですから、自分が思っていることや見ている景色を少し面倒だと思っても正確に伝える努力をしていけば、段々と問題も解決していくのではないかと思います。

今回は「20代の海外就職では私生活が犠牲になることを知っておこう」というテーマで筆者を含む海外移住経験者の体験談を含めてご紹介しました。海外で働くことや移住することにはリスクも伴いますので、自分だけの問題ではなく、周りの人たちにも気を使えるようになれるといいですね!

 

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【今日の本棚】

「人間関係」「家族」

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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それでも親子でいなきゃいけないの? (akita essay collection)

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