20代の海外就職論!

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海外就職の特徴を知ろう!提出書類と求められる情報

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こんにちは、タク(@taku0415)です。今回は海外で働くという中でも、海外就職と日本での一般的な就職活動の違いについて考えていきたいと思います。会社を移るということに関しては同じでも、日本国内と海外に向けての動きでは異なる部分がたくさんあるのです。今回の記事ではその入門として、提出書類の「履歴書」の違いから求められているものを把握していきましょう!

 

これまでの記事でも、海外就職することは大きな決断です!というということをご紹介してきていますが、実際に選考のプロセスに入った時に、その違いに戸惑うことも少なからずあると思います。特に今回の記事ではその最も大きな部分である提出書類から、日本と海外就職活動者に求める観点の違いを見ていきたいと思います。

 

これまでが評価される日本 

 

日本では新卒での就職活動の際にいわゆるESを書きますよね。これはエントリーシートの略称ですが、ざっくり言うとこれは履歴書です。バイト先などに持っていく履歴書の内容の中に、この会社で働きたい理由や想いを記載する欄が大きくなったような形だと思います。最近はこういった画一的なESから、会社ごとに特色のある質問をすることも増えていて、特に会社の理念に適合している学生かどうか?という部分が評価されたり、グループディスカッションの議題になったりすることもあるようです。

 

筆者ももれなく大学3年の頃には新卒での就職活動を経験しましたので、SPI・テストセンター・合同説明会などを経験しました。更には内定者の立場になった後、次の年度の新卒採用のお手伝いをさせて頂き、出身の地域だけでなくもはや出張で仙台などに行ったこともあります。その中でも東京ビッグサイトで300人の就活生の前で会社に入った理由を話した時のことはとても印象的で、ものすごい勢いで頷いている人や、走り書きのメモがすごいことになっていそうな人など、全員スーツの会場で異様な雰囲気を感じたことをよく覚えています。もちろん、現在のシステムではまだまだ新卒採用が有利な条件を引き出せる可能性のある最も大きなチャンスなのかもしれませんが、そこで人生決まるわけではありませんから、正直に誠実に就活も進めたいものです。

 

少し話がそれましたが、日本の履歴書/ESというのは変化しているとはいえ、項目の並びはほとんど変化がないと思います。履歴書は正直な話コンビニや近所の文房具屋さんで購入すれば変わりませんし、会社から出されたシートの質問に回答しても、履歴書に若干の変化が盛り込まれた程度です。会社から提示された質問を書かせる2次選考以降の書類などは、採用側の意向が汲み取りづらいこともあり、正直に答えるだけ担ってしまうこともあります。それでは今の日本の履歴書の項目を大まかな例として見てみましょう。

 

【日本の履歴書/ESの項目順(転職の場合)】
1 名前
2 個人情報
3 学歴
4 職歴
5 持っているスキルやアピールできること


1度でもバイトをしたことがあって、履歴書を書いたことのある人なら誰でも、こんな項目を順番に書き込んだ記憶があるのではないかと思います。自分はどういう人間であるかを詳細に示した後、最後に自分のスキルや特徴を記載します。履歴書の中には趣味や特技を書く欄があるもの、最後に備考欄や希望条件を記載することもありますよね。

 

 

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 対して、これからが評価される海外

 

これに対して、海外への転職活動ではまず書くものから異なります。履歴書に当たる英語「Resume(語源はフランス語)」はアメリカ式の履歴書のことを主に指す言葉で、他にイギリス式のものとして「CV(Curriculum Vitae)」というものがあります。この2つですが、書き方が若干異なる部分があるものの、基本的には同じです。転職活動中に企業から履歴書の提出を求められる場合、CVと言われる場合が多くなっているようです。

 

自分から出していく場合には本社の場所や資本を確認して、適切な方を選択していくことになりますが、これが誤ったからといって重大な問題が発生するわけではないと思います。大切なのは採用側がどの情報を求めているかです。それでは、日本の履歴書の書き方と比較した形で、項目の順番を見てみましょう。

 

【海外転職のCV/Resumeの項目順(転職の場合・多くのケース)】
1 名前
2 持っているスキルやアピールできること
3 職歴
4 学歴
5 個人情報

 

特に注目して確認して頂きたいところを太字で示してみました。びっくりすることはありませんか?海外就職活動の場合に記載する履歴書は、自分がいかに会社で貢献できる人間であるか、具体的に何ができて、何が達成できるか、という点に重きが置かれます。これは日本での就職活動の対人面接では口頭で聞かれることではあるものの、海外の場合は書類からこの書き方をするとともに、20代でも30代でも、年齢は関係ありません。できることがなければ取られないし、若くてもできることがあれば採用される、という非常にわかりやすいシステムです。

 

更に日本人にとって面白く、海外採用の意向が特に反映されているのは学歴よりも職歴を先に書くということです。日本で履歴書を買うと、その中には生年月日と西暦の一覧表などと一緒に、履歴書の記載例がありますよね。その中に職歴を必ず先に書くようにと示しているものがあるでしょうか。海外ではその人の過去の履歴よりも、最近まで何をしていて、それが今から入社して使えるのかどうかが大事だということを強く印象づけているような気がします。

 

日本と海外での就職活動や、記載項目の違いをもっとフランクに表現するとこんな感じかもしれません。求職側を例えば、日焼け止めに例えてみると・・・

 

日本企業向けの履歴書/ES
「この日焼け止めは埼玉県で製造され(学歴)、5年間の間何度も何度も試作を繰り返してきてできたものです!(職歴)効果は当社比3倍の日焼け止め効果、更には美白効果もあります。(スキル・アピールポイント)

 

海外企業向けのCV/Resume

「この日焼け止めはすごい!なんと当社比3倍の日焼け止め効果を持つ上に美白効果も期待できるという優れもの!(スキル・アピールポイント)5年間の間何度も研究を重ね作り上げた、(職歴)埼玉県製造の商品です。(学歴)

 

こうやって書いてみると、同じ情報を述べているのに随分と受け取る感覚が違うと思いませんか?日本の採用ではどんな人間なのかをまず明かして、その人ができることを説明するのに対して、海外の採用ではまず何ができるのかを述べた後に、自分個人の情報を付け加えるといった感じですよね。国が違えば採用の方法や観点も更に異なってくるのですが、日本と最も異なる点はここだと筆者は考えています。

 

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相手が知りたい情報を自分も認識することは同じ

 

今回は海外で実際に働くためにどういった表現で自分をアピールしていくかということ、その最初のプロセスである履歴書の違いについてご紹介してきました。日本と海外ではかなり異なることを知っていただけたら幸いです。でも、こういった情報を知っているかどうかという事前勉強が必要なのは前提として、どこであっても採用者が知りたい情報を自分も認識していること、相手に響くように自分を売り込む戦略を練ることは大事ですよね。

 

特に海外の場合では、自分は何ができて、どういった貢献ができるのかを自分の言葉で、無理なく正確に伝える練習が必要になると思います。もちろん英語面接であれば、英語でそれを話せるように準備するわけですが、無理なく正確にということを筆者が伝えたい理由として、もちろん面接の中では予期せぬ質問を受けることもあるので、その場で考えて答える回答にも無理が生じないように、できることできないことを認識していることは大切です。

 

海外就職において求職をしていく方法は様々ありますので、その具体的な方法は別記事でまた詳しくご紹介していければと思います!

 

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