20代の海外就職論!

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20代の海外就職で起こる3つのデメリット

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こんにちは!タク(@taku0415)です。海外就職することは大きな決断で、いざその時になると反対されることもあるかもしれません。家族や周りの人との話し合いの中で、納得してもらえるようにしっかりと話しをしていきたいですよね。そういった時に認識しておくべきなのは「20代で海外就職するメリット・デメリット」です。自分の感情だけを押し出さないで、一般論や経験談から冷静に話を進めていくと、きっと理解を得られると思いますよ!今回は前回からの流れを組み、デメリットについて考えてみたいと思います。

 

 

何事もメリットとデメリットは二律背反、どちらかだけが存在するということはないものです。前回は20代で海外就職を行った場合のメリットについてご紹介していますので、先にこちらを読んで頂いたほうが良いと思います。

 

 

www.overseasworking20s.work

 

筆者は実際に海外就職を20代で行った立場として、この判断に間違いはなかったと自信を持って言うことができます。しかしながら、全てが順風満帆だったわけではありません。海外就職するとどんなデメリットが起こるのでしょうか。

 

1 日本式のビジネスを学ぶことが難しい

このブログを読まれてる方は、海外就職を目指しているか、もしくは検討されている方が多いと思います。その上で海外就職をする前に考えておいたほうがいい事として、前回の記事では「希望条件」という言葉を使って説明してきました。この「日本式のビジネスを学ぶことが難しい」がデメリットに該当する方は、「日本での仕事経験が少ない状態で海外で修行を積み、日本に戻って活躍したい」という流れを考えている方です。

 

このような方にとってまずデメリットになるのは、自分の今後の基礎となるビジネススタイルが、日本で一般的に行われているものとの間でズレを生じさせる可能性があるということです。この問題は日本に新しい視点を持ち込めるという見方をすればメリットにもなりますが、自然と行っている自分のビジネススタイルが日本の他の方からするとちょっとおかしかったり、少し変わっていると思われることもあるかもしれません。

そういったことで自分の信用をなくしてしまうことのないように、日本に帰ることを念頭に置きながら海外で働く選択をする方は、日本式のビジネスについても学んでおいたほうが良いと思います。

 

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そのために、まだ学生の方で将来若いうちに海外で働くことを目標としている方は、卒業する前から企業の長期インターンなどに入りビジネスの現場を体感しておくことが大きな財産になります。また既に卒業して企業で勤務されいる方は、今の場所から得られる日本ビジネスのエッセンスを最大限に吸収して海外に挑戦することをおすすめします。

 

このデメリットを解消するためには、海外で働く中でも日本のビジネスのマナーや政治経済の動向を注視して、普通に日本で暮らしている人たちからできるだけ取り残されないように努力する必要があります。これは海外に来て特に感じると思いますが、テレビをつけて日本で今日あったニュースを見られる環境というのは、日本だけの特別なものです。もちろん受信できる場所であれば見ることはできますが、それでもプログラムが違ったりはしますが、自然に得られる情報を、努力して取りに行かなければならないのは少し労力のいることになると思います。それでも海外に出たいという方は、努力を怠ることなく、かつ海外のビジネススタイルを学んで、是非帰国して大いに活躍して頂ければ幸いです。

 

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2 これまでの人間関係を維持していくためにコストがかかる

20代とはいえ、ここまで生きていれば多くの人間関係が自分の周りにできていると思います。学生時代の友人や、地域の仲間たち、趣味などで集まった団体の友人などもいるかもしれません。そういった方々との人間関係は、会える距離だからこそ維持する努力をあまりしなくても大丈夫なんだということを、海外就職すると実感すると思います。

 

以前仲が良く何かの同じ関心事に取り組んでた仲間たち、例えば部活であるとか、趣味でも何でもですが、人間関係というのは一旦強固に築くことができれば、多少放置していてもまた会えばすぐに戻ることができます。しかしながらそれは、お互いが会える距離や環境にいるからこそ言えることです。海外に出ると同窓会を筆頭として全ての集まりを欠席することになります。仲間の中で大事な時にに自分だけ欠席するとなれば、どうしても信頼関係、ひいては人間関係までもが希薄になっていってしまうのです。

 

こういった繋がりを失うということは、プライベートの面だけには留まりません。ビジネスの面でも、繋がりを持っていたクライアントさんとの人間関係を維持していくことはとても大変です。例えば挨拶1つ年賀状であったりから始まり、「ちょっと飲みに行こうよ!」の声に反応できません。そうすると知らず知らずの間に状況が変化していって、日本に帰った時にはビジネス関係を再構築するのが難しくなっていることも十分考えられます。

 

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人間関係を保つために筆者が行っていることは2つあります。

1つはこまめに連絡を取ること。これは自分の努力でいくらでもできることです。大切な人間関係を失いたくないと思ったら、相手のことを考えながら連絡が不定期でも取れるように自分から働きかけていく必要があると筆者は考えています。残念ながらそれでもなくなってしまう人間関係は諦めましょう。リスクを持って海外に出るということの中にそれが含まれていると事前に知っておくべきです。

もう1つ取り組んでいるのは、自分の行っていることを発信することです。突き詰めて言えばこれも、こまめに連絡を取ることに近いものですが、必要な人間関係の輪から自分が消滅しないようにするには、自分自身が努力する他ありません。誰も自分のことをずっと覚えていてくれるわけではないのです。

 

時間的にも金銭的にもコストが掛かるかもしれませんが、20代は稼ぐ時期ではなく、積み上げる時期ではないでしょうか。そのために海外勤務の経験、語学能力の向上、更には人間関係の維持・拡大に対してかかるコストは惜しみなく出していくことをおすすめします!

 

3 安全・収入が日本にいた頃よりマイナスになる可能性がある

欧米諸国を含めて、日本以外の国で働き始める場合、安全と収入という2つの重要な要素が日本に比べると劣る可能性があります。

 

安全な印象のある欧米諸国であっても、日本と比べれば軽犯罪率が高い国がほとんどです。そういった場所に長く身を置くことによって、日本がどれだけ安全な国であるかということを身をもって知ることになると思います。日々の所作ひとつひとつが自分の身を守るか危険に晒すのか、その舵を握っていると言っても過言ではありません。欧米エリアでなく、東南アジアや中央アジア、中東、南米、アフリカ等々、エリアによってデータから見られる犯罪率や実際に住んでみての危険度などは本当に様々です。

 

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こういった時に1つの言葉が指針となります。

「When you in rome, do as romans.」

あまりにも有名なこの言葉ですが、ローマに限らず海外では常にこの意識、現地の考え方や慣習、文化に従うことを意識したほうがよいでしょう。その国・地域の考え方の中で自分が行動すれば、余程のことがない限り大きな犯罪には巻き込まれません。気をつけることは必要ですが、常識的に行動していれば毎日ビクビクすることでもありません。しかしその考え方は全て自己責任の範疇にあります。

 

また、1点だけある意味逆らったほうが良いこともあると筆者は考えています。それはビジネスの面において、 日本人の考え方を持ち込んで上手くいきそうな場面に出くわした場合には、日本人として提案を行っても良い、ということです。よく海外で働いていると、その場所のビジネスのシステムに則って仕事をすべし、という話をとても良く聞きます。もちろんそれが前提にあった上での話ですが、自分の考え方ややり方が今までの方法よりもずっと良いと自信を持っているのにそれを示さないのはもったいないことですし、海外からわざわざその国に働きに来ている意味も薄れます。

現地のやり方でいいのなら、特段日本人を雇う必要はないわけです。外資で日本ブランチのある外国人社員の方、例えばアメリカに本社がある会社の東京支社で働くアメリカ人、といった立場の方からはこういった声をよく聞きます。その国のやり方をより良くするために、外からの考え方も使えるなら組み込んでみよう!という発想が必要になってくるわけです。

 

年収に関しても日本は世界の中で高い方の国です。ですので、日本での収入がかなり落ち込むことだって考えられます。目指すもののために貯金をしたい方で、語学のトレーニングに重きを置いている場合にはフィリピンでは有名なスカイプ英会話など、方法はたくさんあります。現地通貨で給与が支払われるようであれば、その国の通貨と日本円の動向を事前に調べた上で、勤務している最中にもレートが良くなれば円にしておくという地道な作業も必要になるかもしれません。

 

それでも海外への就職・転職を目指すなら、行くしかない!!!

 

しかしそれでも、筆者は海外就職を若いうちにしてみることをおすすめしたいと考えます。日本式のビジネスの勉強が少し遅れても、誠実に取り組めば後から取り戻すことは十分可能ですし、人間関係はなくなってしまったものの代わりに新しい関係が構築されていきます。安全面にはできるだけ注意を配りながら、少々のことなら我慢して、お金は経験から稼ぐと決めていれば、海外で働くというかけがえのない経験を若いうちに得られることは大きな財産ではないでしょうか。

 

日本を飛び出して世界を知ることは、これからの世代にとって必要不可欠なことだと筆者は感じます。だからこそ先んじて経験を得ることによって、自分が将来できることもグッと広がっていくはずです。頑張ってください!

 

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