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セブに住む筆者が考えるセブ島留学のメリット・デメリット

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近年盛り上がるセブ島留学。この記事では今日本人にとって英語留学のメッカとも言えるかもしれないセブに住んでいる筆者が、現地留学のメリット・デメリットについて率直な視点で考えてみたいと思います。

 

まず筆者が先に述べなければいけないのは、筆者自身はセブ島で留学していません。在住2年、関わって5年のセブで見て、聞いて、留学生と数えきれないほど出会って、話して、仕事上語学学校に営業にも行ったりして、そんな中で感じているセブ島留学のメリット、デメリットについて考えていきたいと思います。また、現地に在住している以上少なからず留学関係の友人もいるのですが、筆者はセブ島留学を否定したいわけではなく、あくまでも住んでいて、かつ留学事業には関わっていないという数少ない日本人の客観的で率直な意見としてセブ島留学を本記事では考えていきます。ちょっと辛口になるかもしれませんが、筆者の1つの意見として読んで頂ければ幸いです!

また、実際のセブ島留学についてのリアルな体験談、かつその好例はWWJのShokoの記事を合わせて読んで頂けると良いと思います!

 

効率よく英語習得!セブ語学留学からシドニーへ | 世界で働く20代ビジネスマンが発信するデイリーマガジン-W.W.J.world

 

 

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まずセブについての基本的な情報から、留学の環境について見てみましょう。発展しているセブ島内のセブシティー・マンダウエシティーと、空港のあるマクタン島でほとんどを過ごすことになるセブ島留学ですが、語学学校は各エリアに点在しています。「セブ島旅行」と聞くと「セブ島には美しいビーチや輝く海が広がっているはずなんだ!」と考えてしまいがちですが、正確に言えば「セブシティー・マンダウエシティーにはビーチは1つもない」ことは日本の中でほとんど知られていないと言っていいと思います。この2つの街は背の高い建物が立ち並んでいたり、大きなモールがあったりと、かなり発展しています。東南アジアの混沌も大いに感じられ、バイクが無数に道を走り抜ける光景も見られます。

 

リゾートとして美しい海や離島へのアクセスが可能なのはマクタン島であり、かつそのビーチは区画化され、各リゾートホテルが所有しています。従って筆者は在住して2年が経ちましたが、ホテルに泊まったり施設利用でなかなか高額な費用を払ったりしなければ海に行くことができないため、1年の中で海に行った回数は両手で指を折って充分足りてしまうほど。友人からは「セブに住んでいるなら、いつでもあんな絶景の海に行けていいよね!」とよく言われるのですが、そんなにマクタン島も甘くありません。日本では海に行けば浜辺が広がり、大抵入場料なんて取られることはありませんが、きれいな海に行こうと思ったらマクタン島では少なくとも、1500ペソ(約4,000円強)程度のお金を払わなければいけないのです。

 

留学するに当たり、学校がセブ島内でもマクタン島内でも、海を求めてほとんどの学生さんが現地の日系・韓国系のツアー会社に申し込んで離島へのアイランドピクニックと呼ばれるツアーに参加しています。こういったツアーに参加することで、セブを訪れたい方が求めている「美しい海」にやっと出会うことができるのです。

 

このように、「セブ島留学」=「リゾートで学ぶ優雅な英語留学」という考え方で現地を訪れると、セブ島内の主要エリアではリゾートとは無縁の雰囲気、マクタン島であっても海に何回も訪れるにはある程度余裕のある予算準備が必須になるということです。どうしてもセブというとリゾート!という印象が先行しているので、もちろん大きな買い物であり時間も使うわけで、是非現地のことを良く調べて留学を検討してもらいたいと思います。

 

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次に、実際に留学をしている学生の方々から聞こえてくる話の中で共通して聞かれるケースについて考えてみたいと思います。それは、現地でできた仲間との生活と、学校以外で英語を学ぶ時間のこと。

 

ここ数年で急激にセブ島留学が日本で、特に若い世代に認知されることになったこと、またセブへの直行便が成田・中部・関空からそれぞれ就航されたことなどを受け、日本から近い場所としても少しづつ知名度を高めており、その結果日本人がたくさんセブ島を訪れたり、留学するようになってきました。

 

実はセブ島留学は全体的な数で言えば韓国資本の学校が先行しており、日系がその後入ってきたという構図で、最近はロシア系やアメリカ系の学校も見られます。日本人の学生になる方々はこういった外部環境の中で、「自分の予算と滞在期間」「自分が得たい英語スキルのレベルとその用途」「学校の指導方法・方針」の大きく3つをポイントとして学校選びを進めていくことになります。更に細かい観点としては平日・週末の門限、どこの国の資本の学校かによって学食のメニューも変わってきますから、選ぶ際にはそれなりの時間を有することになります。

 

現地で学んでいる学生の方々に話を聞いていくと、実際に選ぶ際にはかなり細かく自分の留学中のイメージを作り上げて渡航するとのことですが、その後実際に現地についてからは、想像とは違うことが起こってきます。それは、語学留学をしにセブに来ている人は自分だけではないということに気付く、ということなのです。

 

 

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様々なパターンがあるようですが、日系の学校に入れば必然的に生徒も日本人が多くなります。ストイックに自分でコツコツと積み上げ、空き時間も惜しみなく学び続ける人と、現地でできた友人との時間に多くを費やすケースの2つが大きく見られ、入学時にはほぼ同じラインでスタートした学生の方々が卒業するときには、現地の生活がそのまま結果として反映されてくる厳しい現実が待ち受けています。WWJのシドニーライターであるShokoは筆者の以前からの友人で、セブ留学を経てオーストラリアで奮闘しています。彼女のような学生に現地で何度か会って話をしているうちに、いい結果を得られる人はどういった生活をしているのかがよくわかってきました。

 

確固たる自分の目標、例えばセブ島留学後英語のネイティブ圏で更にステップアップを狙う、TOEICのスコアーを具体的に目標値としてその達成に集中する、英語利用が必須な職に就く、などの指針を自分の中に持っている人で、かつ実費で留学に参加している方はほとんどの場合かなりストイックです。この場合、語学学校に入学してランク分けされた後もメキメキとランクを上げ、ゴボウ抜き状態で卒業していく人も少なくありません。これに対してなんとなく英語が話せるようになりたいという曖昧なイメージのままで現地に来てしまうと、そういった曖昧な人たちが集まって日本語で話す時間が多くなり、結果飲みに行ったり遊びに行ったりするのも日本人ばかりで、セブでちょっとしたロングステイを友人と楽しくして、英語も少し学んだような程度になってしまうのです。実際に日系のレストランや飲み屋さんにたまに訪れると、10人ぐらいの日本人が日本語で話しながら飲んで楽しんでいる姿が見られます。決してそれが悪いということではないのですが、セブに到着した瞬間から刻々と減っていく英語を学べる機会、チャンスを失っていることにもなりかねないということです。

 

また、日本人とばかり話していて学びのスピードが緩やかになってしまうケースの他にも、留学生の多くを占めている日本人と韓国人が英語でお互いに話している姿を頻繁に見かけることがあります。首から学校のIDを下げているためすぐに分かるわけですが、お互いが習い始めたばかりの英語で頑張って話している姿があります。これ自体は、英語を使う機会としてとても良いと思うのですが、どうしてもお互い学び始めたばかりであったりすると発音が曖昧だったり、適当なリアクションやボディーランゲージで意思疎通を済ませてしまったりして、実践的に英会話をするレベルに達していないような様子もあります。

 

こういった場合、お互いの英語に対するアレルギーは取り払われる可能性があり、1つの価値として考えることはできます。しかしながらいざネイティブの英語やフィリピン人講師の英語に触れることになると、太刀打ちできないといいます。筆者が出会った1人の日本人女性留学生は、マクタン島の韓国系語学学校に入学後、現地でこういった環境を自ら脱するために現地に到着してから転校をしました。現地にいることのできる時間は、時間的・金銭的な制約の中で選択の連続だと思います。特に「英語がしっかり話せるようになりたい!」と考えている方や、「「英語喋れるの?」と聞かれて「はい!」と自信を持って答えられるようになりたい!」というイメージを持って留学に来る方々にとっては、周りの環境に長されず自分自身の目標に突き進む、自分自身の行動が大切になってくると筆者は感じています。

 

 

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3つ目の観点としてはセブという場所をもっと詳しく見ることで考えていきます。前述のようにセブといえばリゾート!というイメージがありますが、街の中の英語レベルはどうなのか、そして英語学習の阻害要素となる娯楽などについてです。

 

まず街中の英語について。

 

日本では学校で英語を学んでも、学校から下校する間に英語を使わなければ家に帰れないということはほぼないと思います。日本では当たり前ですが日本語で交通機関の情報が書かれ、道路の看板も日本語、人に道を尋ねることがあっても英語で聞くことはありません。またそれも当然のことであるかもしれませんが、そんな常識が海外では通用しません。どこに行くにも英語が必要ですし、看板も英語表記、カフェやレストランのメニューも英語です。

 

更にセブには電車はないので、乗れば自動的に目的地の近くに到着できるということはなく、必ずタクシーで行き先を告げて、「そこを右」だとか「もう少し先」といったように簡単であっても英語を使うことになりますね。まずこれが英語の世界で生活をするということで、日本では絶対にできない素晴らしい経験なのだと筆者は考えています。カロリーが高いお菓子を気にして購入するためにも、裏の成分表記だって英語。ショッピングモールの館内放送やサイズの表記、お得なセールの情報だって全部英語。日本で生活していればまず考えられないことが現地では起こっています。ネイティブ圏ではなくても、英語を使う国である程度の時間「住む」という経験はかけがえの無いもので、それは平等に経験値として積み上がっていくと思います。他の東南アジア諸国と比較しても全国的に英語が浸透しており、かつ手軽に訪れることのできるセブでこの経験が得られるのは貴重です。更に利点として、留学費用が安いこと!これは何にも変えられないセブ島留学の大きなメリットです。

 

セブが英語ネイティブ圏でないから、街中の人たちの英語発音が云々という話はよくあるのですが、映画俳優がスクリーンの中で話すきれいな発音とはかなり異なる音であることは確かな事実です。しかし、筆者は数年前、初めて現地で英語のみの映画を見て半分ぐらいしか内容がわからなかった際、会場の人たちが大盛り上がりで全員が内容をほぼ完璧に理解している様子であったことを経験しています。筆者は今映画を見ればほとんど全て理解でき、彼らと映画のオチや盛り上がりどころを同時に楽しむことができますが、数年前のその時には自分が「英語がわかる人間」であると勘違いしていたこと、大きなハンマーで頭を殴られたような衝撃があったことを今でも覚えています。日本人が思っているよりも遥かにフィリピンの人たちは英語の能力が高く、発音が多少ネイティブの人たちより劣っていたとしても日本人にはまず負けません。だからこそセブにもし留学することがあれば、現地の人たちに学校で学んだほやほやの英語をぶつけてみてください。きっと相手は理解して会話ができるケースがほとんどです。ネイティブ圏でないことを英語上達ができなかった理由に結びつけるのは、セブの場合正しくないことだと筆者は考えています。

 

最後に、娯楽について。

 

セブは物価が高くなった、日本円とフィリピンペソのレートが日本人には厳しくなったとはいえ、まだ日本人からすればほとんどのモノ・サービスが安く手に入る場所です。タバコや酒は日本の4分の1から半分程度の値段で手に入りますし、筆者は日本のディスコは訪れたことはありませんが入場料金もかなり安いとのことです。ちなみにセブで一番有名なディスコ(クラブ)は現在エントランスフィー100ペソ(約275円)です。こういった環境を見てみると、日本人にとっては娯楽がより近い場所にあるといえるでしょう。また現地にはカジノも合法で存在しており、こういった場所に度々赴く留学生も少なからず存在するようです。

 

娯楽と自分の距離が近いということは、より自分を律してコントロールする必要があるのは明白です。更にセブに来ている本来の理由は「英語を学ぶこと」であることを、こういった娯楽の影響で忘れてしまったり、ぞんざいに扱ってしまったりするかもしれません。それはすごくもったいないことだなと筆者は感じます。まずは自分の目標を達成できる余裕のある設計を作り、それが崩れることを前提にセブでの生活を堅実に過ごしていくことがセブ島留学成功への大切な要素になるのではないか、と思います。

 

今回はセブ島留学について、主に現地で学生の方々から実際に聞かれた声を参考にして筆者なりに考察してみました。最終的な結論としては、「安くお得な環境を、生かすも殺すも自分次第」ということ。セブ島留学は自分次第でチャンスにあふれているだけに、結局は当たり前のような話ですがこの考え方は大切だと考えています。もし機会があれば、今後でもセブ島留学中の学生の方へインタビューを行ってみたいと考えています!

 

引用元:セブに住む筆者が考えるセブ島留学のメリット・デメリット | W.W.J.world – http://wwj.world/

 

 

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